遊び方と1面の攻略
ハンドル調整と離陸
コインを投入すると、ハンドルとスロットルを中央の位置に合わせるようにとの指示が画面に出ます。これは操作系の中央位置調整のようです。注意しないといけないのは、位置を調整した後スタートボタンを押す前にハンドルやスロットルを動かしたりすると、「スロットルを戻してもエンジンが切れない」とか「右にしか曲がれない故障機になってしまった」などというトラブルが起こることです。
最初は離陸です。スタートしたらスロットルを全開にして下さい。飛行機が動き出したら、滑走路が左に曲がってますので左折して下さい。あとはハンドルを下げっぱなしにしておけば機首が上がって、いずれは離陸できます。たとえ離陸に失敗してもゲームオーバーにはなりませんので安心していろいろやってみて下さい。
ルールを覚えよう
離陸した後は着陸です。STAGE1からSTAGE8まで、8回着陸に成功すると全面制覇ということになります。ただしシビアなことに、一回でも着陸に失敗するとゲームオーバーになってしまいます。着陸失敗には次のようなものがあります。
つまり、滑走路まで高度を下げつつ飛行して来て、滑走路の先頭付近で着地し、滑走路内で止まれば良いと言うことです。
操作系を覚えよう
操作系はハンドルとスロットルの二つだけです。ハンドルは左右、上下に動きます。左右は機体の左右の傾きのコントロールで自転車や自動車なんかとあまり変わりません。右に傾ければ右に、左に傾ければ左に曲がります。ハンドルの上下は機首の上げ下げです。これは、ハンドルを下げると上昇、上げると下降です。スロットルはエンジンの出力調整です。後述しますがスロットルは離陸するときは常に全開、着陸するときは常に完全OFFで構わないので、難しくありません。ハンドルの操作の方が重要です。
計器の見方を覚えよう
これは重要なことなのに、従来説明がありませんでした。左から速度計、機体の傾き、高度、機体の滑走路に対する左右のずれ、風向と風速、空港までの距離計です。
STAGE1で着陸しよう
STAGE2以降はそれなりに練習がいりますが、STAGE1は、次に書くとおりにすれば誰でも確実に着陸できるはずです。そして、STAGE1だけでもこのゲームの醍醐味は充分にあります。ぜひLANDINGの快感を味わってみて下さい。
まず、着陸する空港を選択します。どの空港でも構わないのですが、注意しなければならないのはその空港の天候です。必ず晴れている空港を選んで下さい。晴れている空港がなかったら、雨の空港を選んで下さい。曇りの空港はダメです。
スタートしたら、まずスロットルを完全にOFFにして下さい(あとは最後までずっとOFFのままです)。次に落ち着いて高度と空港までの距離を確認して下さい。空港までの距離をあらわすデジタル表示の数字が減っていってますよね。空港までの距離が0になったらすぐ高度を0にすれば着陸成功です。そのためにはスタート直後から機首を下げて、徐々に高度を下げていく必要があります。
このとき注意しなければならないのは、ハンドルは最後まで上下にのみ動かし、左右には絶対に動かしてはいけないということです。STAGE1では風はまったく吹いていません。だからスタート時の左右位置のまま着陸すれば、必ず空港にまっすぐ進入できることになります。左右位置がずれると、その修正は至難のワザです。
もう一つの注意は、風景を見ないで計器のみを見て着陸する必要があるということです。人間の目はだまされやすいので、高度や左右位置を目で確認すると、たぶん失敗します。ここで見なければならない計器は高度計と距離計の二つだけですので、計器だけを頼りに着陸して下さい。数回やれば、かならずコツがつかめるはずです。
確実に着陸できるようになったら、風景を見て、BGMに耳を傾けて下さい。環境ソフトとも言えるようなこのゲームの魅力に、きっとSTAGE2以降も着陸したくなる...と思います。