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[TODO]

80 モデル:ミジンコの移動に関する案のまとめと実装

50 生態学会:自由集会講演 [03月28日(月) 17:30-20:00]
50 生態学会:ポスター発表 [未定]



01月31日(Mon)

日曜日、見ーのーがーしーたー。一回目から寝過ごしてしまってしょっく。

 午後過ぎ、研究室。
三年生の学生さんが来ていて話を聞いていた。なんでも昨日はカワタ先生が希望者を集めて面接(というか他研究室へ行くようにという説得工作)をしたらしい。それでも今年は6人程来る(内、4-5人が進学希望)とのことで、ええと、多いですね、大変なんじゃないでしょうか、と。…ホントのトコ、破綻しないかどうかだけが心配だ。

 午後過ぎ、セミナー(マ)。
本日は小沼さんによるマイマイカブリの形態の種分化と餌の好みが関係あるかも?な、実験してますという経過報告。餌の好みと殻のサイズ等との間に相関があるそうで、そこから進めて、ダーフィンフィンチの嘴やシクリッドの左利き右利きと似たような話が出来るかも、ということだった。話を聞いてる限りでは、現時点での実験結果と種分化のモデルをどうリンクさせるのか判らなかったんでその旨訊いてみたんだけど、やっぱりどうリンクするのかはいまいち判らなかった。
とはいえ、モデルで予測して生き物を使ってテストする、というスタンスは重要というか本来はそうあるべきだと思うから、そういう意味ではうらやましい。

 計算とか。
あらかじめ決まった方向にバイアスが掛かるパターン、どうにも破綻する。いまいち。現時点での結論、ランダムな移動プロセスのときに藻類の多様性が最大。つまり、これ以上の空間的不均一性は形成できない、ということ? 不思議ではあるが、ストーリーとして魅力の無い結果だ。

同時並行で、というか計算待ちに進めている修論研究のサルベージ。思ったよりも式が複雑になる、というか、単純に式の数がgrazerの効果項が入ってるか入ってないかで倍になっているのが煩わしい。泥臭いというか美しくない。変えるパラメータとしてはリサイクル率および影響『被度』の二つでいいだろう。まあ最初はこれで良いか。適当に空き時間で数値計算させるのを書いて、どうなるかやってみるか。

先行研究、Andersen(1997)とかGrover(1999)、に対してそうでもない、となれば最低ラインとしてはありかなというところだけど、むしろ逆という結論までいければ万々歳。イントロダクションもそういう感じになるかな。D論的にもこれが第一章あたりに入ることになるだろう。これにあんましコストかける気はないんで、さっさと小さく纏めてしまえるのが理想。


01月28日(Fri)

昨日はほとんど自宅作業。以前取り組んでいた藻類2種の競争系と藻類食者の影響について扱ったモデルに関して、昨日の朝方に良い感じに抽象化できるアイデアを思いついた。具体的にはgrazerによる効果の空間的な記述に関して「被度」みたいなものを使って、影響区の藻類(A')と被影響区の藻類(A")をA=pA'+(1-p)A"とまとめてやろうというアイデア(被度は区間[0:1]の値をとり、被度が1のとき空間構造がなくなる)。これは良いかもということで、ミジンコと空間に関する文献(Lehmanとかの昔の)を読んだり、実際に記述式を拡張する方法をあれこれと模索していたら一日過ぎていた。途中で研究室に文献を取りに行ったけれど、すぐに自宅に戻ってしまった。

当初はLVモデルの2-patched拡張(Jansen, 1995)みたいな感じで単純化ができるかと考えていたのだが、CNRと空間を考慮してかつ2資源競争なので、結局Grover(1995-2002)とかAndersen(1997)とかの式を拡張したほうが現実問題として楽に扱えそうだ。
ただし、こちらのモデルを拡張すると、グラフモデルによる解析的な解きかたは僕の頭だとちょっと厳しいので、本日までの結論としては結局数値シミュレーションみたいな方法を取ることになるかな、という感じ。あらかじめ数値実験をしてから、修論のときに使った個体ベースモデルでフォローしてやることで比較議論が出来るかも。

 午前中、私用。正午前、研究室。
大阪行きの手配。ANAのツアーパックというやつを使って、航空便往復(仙台−伊丹)に一泊つきを帰りの便の日程を延ばして27発31帰の予定。宿は27in-28outで会場のすぐ近くに取れたので発表当日は楽だ。残りは伝手を頼って枚方のほうに泊るので遠いんだが。
しかし通常料金で調べたら、航空便が片道28600円に加えて予約した宿も10000円とある(もちろん普通に泊るならもっと頑張って安いところを探す)。合わせて67000円くらいのところがパックにすると31000円ほどになるわけで、どこで利潤が出るんだろうか。

午後、輪読会。一週分、担当箇所を間違えていて咄嗟の事でパニック気味になったところを牧野さんにフォローしてもらう。ビール一杯でというジョークを戴いたので、ここはひとつ真摯に対応してみよかと思う。

夕刻、頼まれごと雑用。MLを一つ立ち上げ。この辺の作業はもはやルーチン化していて、楽なもの…とか思っていたら、しょーもないミスをしててあわてて修正。

 計算とか。
2日ほど停まっていた移動プロセスのほうの続き。文献にある、なぜか沖方向に移動するパターン。話としては沿岸の高い捕食圧を避けるという判り易いロジックなのだが、あの連中がどっちが陸側沖側を判断できるとも思えず、生理的なところははなはだアヤシゲ(だと思っている)。どっちかというと沿岸域と沖帯域で捕食圧(死亡率)が違うという話のほうがありそうなのかも。

まあ兎も角、移動方向にバイアスを書けるほうはさっさと実装できるんで、ちゃちゃっと書いてテスト計算。

 メモ:SV-1000SZ
ちょっと前に噂になっていた限定版のスペシャルバージョン。海外のはフルカウルなのね。国内版はカウル周りは変更なし。個人的にはハーフかウルのほう(しかも旧400S/650S)が好みなんだけど、こうしてみると新型フルカウルも結構いいかも。

 メモ:ワンダと巨像
某所より情報提供。僕のフェイバリットの一つであるICOのチームの新作。発売日はまだ未定だけど、これは楽しみ。前作とは違って先頭がメインっぽくなってパズルというか謎解き的な要素は薄くなっていそうにみえるけど、これはこれで。


01月26日(Wed)

 午後過ぎ、研究室⇒セミナー(マ)
今週は月曜日からの変更。一人目は和氣さんによるラン藻と緑藻のCO2濃縮機構(CCM)についてのレビュー紹介。どういう回路が細胞のどこで働いているかという紹介だったのだが…。なにせ教科書的な内容過ぎて突っ込みようが無かった。自身の研究のどことどういう風にリンクしているかを交えてくれると面白かった、のかもしれない。
後半、山本君によるアワメイガでの性フェロモンの進化による種分化についての話。種分化機構としてはやや腑に落ちぬところもあったが、結果もわりとクリアだし、ロジックとしても判り易かった。


01月25日(Tue)

 正午過ぎ、研究室
朝、歯医者の後、私用。銀行に行ったり雑用を片付けたりして、午前中いっぱいうろうろ。自宅によって飯を食ってから研究室。

来年度前期分の仕事は確保。首の皮一枚、というか…。他の稼ぎ扶持も探さないといかんなあ。

 生態学会プログラム、配布開始。
プログラムのダウンロード配信が始まっている。自分のポスター発表は28日、と。当日は、夕方から自由集会もあって結構大変だ。それはいいとして、動物の個体群生態に分類されてる。あれ、これで登録したんだっけ?周りの発表者から結構浮いてるような。カワタ先生にマズイっすかね?と伺ったところ、「自由集会のほうでそっち専門の人に聴いて貰えるだろうから、どうでもいんじゃね?」なるテキトー極まりない返答。どーでもいいですか…。

他の人の発表日程とかみると、結局大阪への滞在予定は27-30or31くらいになりそう。早めに宿は取らないとね。


01月24日(Mon)

 朝、研究室。
午前中、カワタ先生の授業である演習の見学。学生が二人組みでNatureの多様性とか進化についての記事をプレゼンするというもの。全三組で、一番目が見かけの競争の検出についての話題、二組目が生物による底泥の撹乱の効果について、3組目が種分化が体サイズの違い(生態学的要因)によっておきるイトヨでの例の話。若干判りにくいところとか理解せずに喋ってるような箇所もあったけど、おおむねよく準備していたと思う。先週もあったそうで、見物できなかったのはちょっと残念。

本日は修論提出締切りということで全体的にバタバタとしている。そのためセミナー(マ)は26日に延期になっていたんだが、すっかり忘れていて、誰もいないことに首を傾げていた。

計算結果。結論から言うと自己集合では駄目と。空間分布に関する比較をしてないのできちんとしたところはまだわからないが、ランダムプロセスと大差ないのか、ランダムよりも明瞭な空間分布が形成されてるけど多様性の減衰に効果が無いのか。
も一つ、棲み分け的パターンが考えてあるけど、これ移動プロセスを反映したものでは無いからなあ…。

夕刻、作図部分を直した論文原稿をカワタ先生にメールで送付。腹が減ったので撤収。


01月23日(Sun)

 午後、研究室。
午前中、私用。二時間ほどバイクであちこち。午後過ぎ、研究室、作画続き。基本的にはスクリプトを書く作業がほとんど。地図や写真をあれこれいじくって[お絵かき]しているのも楽しそうだが。ひととおり完了。

ミジンコの自己集合パターン、またしても縮退している。大幅にバイアスを下げて再計算。それでも駄目なら「ランダムプロセスがベスト」という結論になる…のか?ふーむ。

 WILD ARMS the 4th Detonator
予約してきた。のだが、3・24ということは生態学会終わってからになりそう…。


01月21日(Fri)

 午前中、研究室。
昨日の反省を踏まえて本日は徒歩。そしたら今日は予報で降るといっていたのに大して降って来ないし。羹に懲りて膾…?

テスト計算の合間に作図作業、大詰め。EPSで出力したらファイルサイズが19Mとかえらいことになっている。モノクロなのに。jpgで出力したら劣化なしフルクオリティで80kb弱。泣けてくる。
テスト結果、ミジンコの自己集合パターンの場合にも予測に反して種数の減衰が早い。と、よくよく見るとバイアスが100%になっているせいで何があっても集合方向にしか移動しないせいで、ミジンコ個体群が空間的に『縮退』してほとんど絶滅していた。そりゃそうだ。というわけでバイアスを下げて再計算。

夕刻、工学部中央生協に夕飯。結論から言えば、自宅に帰ったほうが好きなものをはるかに安い値段で食べられる。理薬キャンパスからは結構距離もあるし。戻ってきてから、クマキ君から再度来た原稿の修正、大きく直すところはほとんどなくなっていて、ゴール目前というとこですな。

徒歩ということもあって、久しぶりに結構遅くまで研究室で作業。夜半撤収。


01月20日(Thu)

 午前中、研究室。
テスト計算の裏で、コーディング続き。ついでに、ミジンコの自己集合パターンも実装完了。
午後から、クマキ君修論続き。議論部が来たんで修正案とコメント。このペースなら終わりそうですな。
午後過ぎ結果第一弾が出てきて、概ね予測どおりでランダムプロセスに較べて格段に種数の減衰が早い。同時にテストしていた自己集合のほうがエラー終了。よくよく見たらコンパイル時に警告が出てたのを見落としていて、スコープ内での多重定義になっていたのを修正して解決。間抜けだ…。

夕刻、結構な勢いで雪が降り始める。午前中は快晴で路面も乾いていたためバイクで来たらこの仕打ち。あわてて撤収して自宅作業にスイッチ。


01月19日(Wed)

 午前中、研究室。
来る途中で郵便局に立ち寄って、生態学会の会費(大会参加費とは別物)の支払い。8000円ちょっと出て行くので、もの悲しい気分になる。

午後いっぱいかけてコーディング。餌濃度の高いほうによっていくパターン。なかなかうまいアルゴリズムを思いつけず苦戦。テスト計算中。同じアルゴリズムを流用して、ミジンコの密度の高いほうによっていくパターンも簡単に実装できるんで、最終的にはまあまあ格好がついた、かな。

へんないきもの(早川いくを)という本が生協においてあって衝動買い。なかなかに変な(形態の)生き物のオンパレードで楽しいイラスト集。

午後過ぎ、ワタナベ君が研究室紹介をした後に、研究室見学希望の学生さんを何人か連れてきていた。横から説明やら質問を耳半分で聞いていたんだが、ワタナベ君の説明はやたら大雑把だったりおいおいという感じであったり面白かった。


01月18日(Tue)

 午前中、私用。正午前、研究室。
朝、歯医者。大工事をして午前中いっぱいくらい掛かる。毎回、さほど痛かったとも思わなかった箇所が終わってみると随分痛かったような気になるのが不思議だ。もちろん、注射や処置等で歯茎が痛むのも結構効いているが。正午前、バイクで研究室。雪は少し残っているがまあ問題ない。

ミジンコの空間的なパッチ性と藻類の多様性減衰の関係を見るために、パッチ性の検出をさせるように書き換えて再計算。思うに、ランダム過程と閾値餌濃度による移動速度の減少だとあんましパッチ性に違いが無いのではないかな。

午後過ぎ、バイト。戻ってきてから作業続き。どうも集中できずメリハリのある作業にならない。歯の痛みの所為に違いない、きっとそうだ。

 肉食話、続き。
昨日、肉食者は自分の体の栄養構成に近い肉を餌としていると書いた。しかし、実は餌の栄養塩構成が自分の体組成と近くなればなるほど、実はエネルギーとして消費されるカーボン(炭水化物であるとか脂肪とか)が不足して、今度はそちらが律速になってしまうということが起きる(らしい)。
このエネルギーと栄養塩の両面を考慮した議論は、藻類−植食者間でも近年研究が盛り上がっていて、例えば、Urabe and Sterner(1996)であるとかLoladze et al.(2000)であるとかがあげられる。とはいうものの、植物の炭素:栄養素比率は大概植食者のそれに対してかなり大きいので、植物−植食者間では基本的に、むしろエネルギーの供給過剰が植食者の成長にとって負の効果となるという話である。

つまり、植食者とそれよりも高次の栄養段階にいる生物とでは、P律だのN律だのという以前に、制限となる要因がそもそも違っている(energy or material)。栄養ピラミッドにおいて、高次のものほどエネルギー転換効率が高くなるのは、高次になればなるほど栄養段階の間で体の栄養組成が似てくるために物質(栄養塩)側の制約が無くなることに起因する。というようなことを思いついたんだけど、よく考えたら、Sterner and Elser (2002)あたりにそのまんまなことが書いてあったかもしれない。


01月17日(Mon)

 午前中、私用。正午、研究室。
まだ随分と雪が残っていて歩くのには難儀する。大きめの車道にはあまり残っていないんで端を自転車で走るほうが楽だったりする。

論文。Mayntz et al.(2005), "Nutrient-Specific Foraging in Invertebrate Predators", Science(307) 7:111-113。従来肉食者は(自分とよく似た栄養組成の)肉を食うので、植食者などと違って栄養バランスよりも摂餌頻度を増すような戦略をとると考えられてきた。しかしこの論文では、移動性の異なる3種類の肉食昆虫を使って、肉食者も摂餌頻度を増すような戦略だけではなく栄養バランスを補正するような摂餌行動をとることを示している。非常にクリアで判りやすいし、話の密度も濃い。実にエキサイティングな論文。ただ、餌選択に関するメカニズムについての言及が無く、どういうメカニズムで餌が高タンパクとか高脂肪というのを見分けているのか不思議だ。

 午後、セミナー(マ)。
前半、占部研のカトウさんによる論文紹介。森林伐採・山火事と温暖化による渇水が湖沼の溶存有機炭素濃度(DOC) にどのような影響があるか調べたという内容。なのだが、どうも今ひとつ、というか、有態にいうと何か別に大きな仕事を纏めて余ったデータでもう一本書いたような内容だった。
後半、鈴木さんによる「渡り鳥にとっての干潟の価値」と題した研究紹介。渡り鳥のシギ・チドリが餌場として利用するのはどのような干潟かという調査を行い、干潟に対する評価を行うもの。最終的には人口干潟(保全などの)などについてノウハウを蓄積できるという側面もあるらしく興味深かった。


01月16日(Sun)

 朝起き、自宅作業。
大雪。午前中は本を読んだり、簡単な作業とか。クマキ君に書いたコメントに関して彼からメールが来ていたんで返信書き。自分の書いたコメントが手書きで渡したのを思い出しつつ返信するもんだから,たいした内容でもないのに案外時間掛かる.夜過ぎもう一回返事がきて、さらにメール書き。


01月15日(Sat)

 朝起き、自宅作業。
本日と明日はセンター試験ということもあって、なにもそんな日にわざわざ出掛けていくこともない。ということで自宅で作業。午後より雪が降るという予報もあって(じっさい、午後から大雪になった)、持ち帰っていた論文を読んだり、仕掛けて返った計算結果を眺めたり。夕刻以降、年末からずっと放置していたゲームを再開、コンプ。


01月14日(Fri)

 朝、私用⇒研究室。
あちこちバイクで廻って、そのまま青葉山に来たのだが昼頃から雪。積もられるとかなわないのでいったん自宅にバイクを置きに帰り、再度徒歩にて青葉山。ところが午後から晴れてしまって「何しに帰ったんですか」とか訊かれる始末…。

午後、学部三年生が研究室見学。二名。今年度ももうこんな時期である。かたや、理論生態学にてシミュレーションがやってみたい、というのと、もう一方は多様性安定性か多様性の保全に関する研究がやりたい(こちらもどちらかというと理論よりな印象を受けた)、という。実際に来るかはどうかはさておいて、配属されれば楽しみな感じ。

午後過ぎ、輪読会(占)。本年初。諸事情により参加者少なめだったが、相変わらず密度が濃くて楽しい。来週はお休み。
夕刻より、クマキ君修論の直し。さっさと寄越せという旨のメールが来たからには最優先でやるより無い。ホントは喋って済まそうと思っていたところも文章にして片付け。

 ミジンコの移動パターンモデル。
要因としてもう少し抜本的に違う仮定間での比較をしたほうがよいかも。ただあんまり深追いをしすぎると何のために何を見たいのか判らなくなる可能性もある。

もう一点、パターン間比較のために、多様性の低下パターンに関する統一的かつ定量的な基準が要る。当たり前というか、パターン間の比較をどうやってするかきちんと決めてなかったことがここに露呈されました、と。初期種数Nとしてx日目の残存種数の対数をとると、ax*log[N(1-r)]みたいに近似が出来たりしないものか。ちと発想が安易過ぎるか。

 論文:作図
おとといカワタ先生から、修論が一段落したら覚悟しとけ、という旨の言を思い出したように刺されたんで、こちらも棚上げしてあった作業を再開。といっても後はEPSにするだけなんだが結構メンドい。特にExcelで描いてしまった図。なんで一個ずつ手作業を加えにゃならんのか。今からでもgnuplotで書き直したほうが遥かに手間の節約になりそうな気がせぬでもない…。


01月12日(Wed)

 朝、私用⇒研究室。
朝一で歯医者に行って、そのまま自宅へ戻るのも面倒なので研究室へ。わりと自宅で作業を続けていたせいで、そういえば食べる処が無かったんだった、というレベルで失念している。

午後、京都生態研センターの加さんのD論発表練習セミナー。古陸水学的手法、要するに底泥の地層史みたいなものの分析によって、過去100年の琵琶湖の藻類と動物プランクトンの変化を明らかにするという内容。かなり確立された手法らしいのだが、今ひとつ腑に落ちないところがちらほら。これは多分、聴いている僕のほうに背景知識が無かったからだろう。

幾つか、計算結果がでてて眺めるに極めて面白くない。餌を追いかけるパターンからはランダム過程との違いがほとんど出てこない。もう幾つか試すにしても、これだとストーリーに組み込むのはちょっと…。

夕刻過ぎて、カワタ先生より生態学会の発表要旨に関する問い合わせ。11月頃に既に渡したものをちょっと変えて出したと答えたが、締め切り6時間前くらいになってからというのはなんとも…。


01月11日(Tue)

 自宅作業。
朝起きたらまた雪がちらついていて、面倒になってそのまま自宅でコーディング。今度はミジンコの移動パターンが餌密度と無関係なルールによるもの。方向性を持っているという文献も幾つかあるが(沿岸を避けて沖合いに移動する)、その多くがそういう傾向があると記述された報告のみで、どういうメカニズムによるかというものがほとんどない(僕が不勉強なので知らないだけという可能性が大いにあるが、連中に陸か沖かの水平方向が認識できるとも思えないという予断もある)。まずは、曲りなりにもメカニズムが判っている沿岸と沖合いで死亡率が違う(捕食率の有無が違う)というのからはじめることにする。


01月10日(Mon)

 自宅作業。
結果のいくつかを眺める。ランダムプロセスと比較して、ミジンコが餌を追いかけるパターンでは藻類の多様性が下がる傾向(に、見える)。いくつか要因は考えられるが、被食者-捕食者間での空間的な相互作用を成因とする空間的コントラストが必ず時間変動も含むためかもしれない。これは、空間的なコントラストが時間的に変化していく環境下では空間的不均一性の効果がさほど働かないという理論(典拠失念、誰だったっけ)に通じるだろう。まあ当たり前といえば当たり前だ。

ここまでは予測どおりとはいえ、思ったよりも差が出ない。というわけで、これはこれで継続して計算を続けるとして、出来るだけ数多くのパターンを比較する必要がありそうな感じ。

 午後過ぎ、外出。
いくつか用事を済ませたり買い物をしたりするのにバイクで外出。用事を済ませて帰る段になって、北環南吉成付近で事故渋滞に巻き込まれる。そのうちに陽は落ちるし道は凍り始めるしと、えらい目にあった。

 『五人姉妹』(菅浩江)読了。
文庫化を待ち望んでいた本書を早速買ってきて読了。良作ぞろいで期待を裏切らない内容。老いに関する作品や「もう若くない」作品など、これまでの本に較べて若やいだ雰囲気の作品が少なめになっているかわりに、短編集全編を通してかなり深みが出てきたように思える。
もうひとつ「夜を駆けるドギー」。2ch様式の掲示板コミュニティを舞台とした所謂『祭り』を描いているこの作品が、別の意味で印象に残った。初出を調べるとどうやら2001年ごろらしいが、他の作品、たとえばVRなどを舞台材料として盛り込んでいる『プレシャス・ライアー』が読んだ当時でも古かったのと較べても、いま読んでみてほぼ違和感がなく古さを感じない。近未来を舞台にしたいくつもの作品が技術によって追い越されたり技術そのものが忘れられたりしたのと較べてみると、これは面白い。


01月08日(Sat)

 自宅作業。
昨日トラブル云々と書いたが、案の定、関数の呼び出し間違いをしていた。とゆか、ミス無く一発でテストをクリアしたことがないような…。我ながら間抜けだ。プログラムの修正をして再計算。間抜けだ。
というわけで再計算、高速化作業もなかなか馬鹿には出来ない、結構な威力速度を実現している。あっというまにテスト計算(10x10)程度はこなしてしまう。まあ、パフォーマンスが上がっても面白い結果で無ければあんまし意味は無いのだが。

午後過ぎ、買出し。のち、買ってきた本と溜まっていた本共々に消化。
星界の戦旗の新刊読了。2年ぶり位だろうか、相変わらず面白いのだが、如何せんペースが遅いというか。もうちょっと刊行ペースが速ければよいのだが。このシリーズに関しては感想はあんまり無くて、さっさと新刊出してくれという方が大きい。

ミナミノミナミノ(秋山瑞人)、読了。相変わらず青春してるねいというところか。これまでの作風から油断せず読み進めていたのだが、てっきり読みきりだと思っていたんで以下続巻というのが一番驚いた。猫とか鉄とかイリヤとかに少なからずトラウマがあるなら完結するまで待ってみた方が良いのかもしれない、が。
冲方丁の著作も出ていたがスルー。マルドゥックシリーズの続編が出るということなんで、そっちに期待してアニメのノベライズは無視無視、というよりは、立ち読みはしたけどどうでも良かったいうのが正直なところ。


01月07日(Fri)

 朝、歯医者。
面倒で延ばし延ばしにしていた定期点検を受診しに行く。おおよそ2年半くらいぶりで、各所で虫歯を検出。軽度のものが右前上2、右下2、左下1。中度のものが左奥上1。酷いのは無いがこまごまとしたのがいっぱいある。さすがに一日では全て片付けられないそうで、本日は左側4本をすべて処置。初診料込みで3770円。次回12日。もう少しメンテナンスの頻度を上げたほうが掛かる金額は逆に少なくて済むような気もする。

 午前中、研究室。
終わってそのまま研究室。雪も殆んど残っておらぬのでバイクにて青葉山の上まで。午後に掛けて、生態学会のポスター発表要旨の入力。面倒ではあるんだが、それでも紙で郵送などというのに較べると遥かに楽である。英語のタイトルを考えて無かったのでその場で考えて入力。所属の英語版名称を調べるのにちょっと時間が掛かったか。別に文句を言うほどのことは無いのだけど、前回要求されたっけ?

 モデル:ミジンコの移動に関する案のまとめと実装
年末から大分間が空いてしまったけれど、まずはミジンコが餌密度を見て、食える間は動きたがらず食えなくなった腰を上げるパターン。パラメタの妥当性について検討する必要があるが、とりあえずAndersen(1997)にあるD.PulexのIncipient limiting food concentrationの数値を使ってみることにして、各講師での餌濃度がこの数字を下回らない限り、各個体の移動率(移動速度)が小さくなる=動きにくくなるということにする。コーディングを済ませて、適当にパラメタを振ってまともに動くかどうかのテスト計算中。
 楽観的には、テスト計算をしつつパラメタの調整とかすればよかろうから、次の移動パターンのコーディング作業に移ることにする。こういうときには往々にしてトラブルが待ち受けててうまく立ち回らなかったりするものだが。

本日も氷点下まで下がるということなので、凍結してバイクで帰れなくなる前にさっさと撤収して自宅作業にスイッチ。


01月05日(Wed)

30日午後の便で仙台発。翌31日はまた欠便が相次いだため、これは我ながら良い判断だった(なにも考えていなかったのが偶々ラッキーに働いた、というのが正しい)。年始年末は、本を読んだり漫画を読んだり論文を眺めたりという自堕落な生活。04日の午後に帰仙してきたが案外雪は積もってない。

 午後、研究室。
研究室まで歩いていって色々と身の周りの整理。思った以上に雪が無いから凍結しないならバイクで行っても良かったのだが。夕刻、タケイさんが来訪。D論提出のついでとのこと。お疲れ様。来年度はNICHeで今の研究を継続とのこと。
本日は土産物を置きに来た程度で帰って自宅のほうの片づけをする予定だったのだが…。色々チェックしたりしているうちに結局夜頃になって撤収。

 メモ:「千葉国」誕生
無論ジョーク(だと思う)だが何処にもそうと書いてない。新年早々こんな話題を鵜呑みにする者も居まいが。どっちかというと4月1日向けではなかろうか。ホントにやってくれれば諸手を挙げて応援する。


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