ヴァリアブルアシスト マニアックス(になる予定)

9月10日更新




 ここでは、今回から追加された新システムのヴァリアブルアシスト(Vアシスト)について詳しく触れていこうと思います。今の所はまだ紹介程度ですが、これを使った戦法なども詳しく説明できればと思います。



ヴァリアブルアシストとは

 コマンドは中P、中K同時押しで、発動すると自分は一瞬ポーズをとりパートナーがそれぞれ決められた攻撃をして帰っていきます。さらに細かくは以下のような性質をもっています。

・Vアシスト中やパートナーがすでにやられてしまった時など控えにパートナーがいない状態では出せない。
・自分が地上にいる時のみで空中で出すことはできない。
・自分が攻撃中や相手の攻撃をくらっている途中などでは出すことができない。
・通常技にキャンセルをかけて出すことができる。
・発動ポーズさえ出てくれれば、途中で自分が攻撃を受けてもVアシストは出る。
・Vアシストで呼んだパートナーが画面内にいる間は相手を投げることができない。
・相手はVアシストで呼ばれたキャラを投げることができない(発動した本人には投げられ判定があることに注意)。

アシストキャラが帰っていく条件
・Vアシスト攻撃を行い、その技の硬直が終了後。
・Vアシスト中にパートナーが攻撃をくらった場合はその相手の攻撃が終了したら(連続技の場合は連続技終了時)。



ヴァリアブルアシスト技表

 とりあえずここでは全キャラどんな技を出すのか書いてみました。詳しい技の説明はキャラ別攻略の方に書きます。

サイクロップス:大ライジングアッパーカット
キャプテンアメリカ:中チャージングスター
ハルク:ガンマチャージ
ウルヴァリン:バーサーカーバレッジ
スパイダーマン:ウェブスイング
オメガレッド:立ち大P
シュマゴラス:中ミスティックスマッシュ
ブラックハート:小ダークサンダー
憲麻呂:スーパーファンタスティックトレジャー
リュウ:波動拳
ケン:大昇龍拳
春麗:気功拳
ダルシム:ヨガファイアー
ザンギエフ:ダブルラリアット
ベガ:中サイコショット
豪鬼:大竜巻斬空脚
さくら:大春風脚
ダン:我道拳



ヴァリアブルアシスト実戦投入

 Vアシストを使用する点で気をつけてほしいのは、パートナーは自分の少し後ろに登場するということです。よって、思ったより相手と近い間合いでないと届かない場合もあることです。下記に現在思いついている戦法を書いておきますが、まだまだ可能性のあるシステムなので各自研究してみて下さい。

キャンセルアシスト

 これは、通常技をガードさせてキャンセルでアシストを出す戦法です。最も一般的な使い方がこれでしょう。通常技で固めているときにおもむろに出し、自分はダッシュジャンプやダッシュなどで攻めるといいでしょう。

大足アシスト

 これは、大足(相手を転ばせる技)をキャンセルしてアシストを出す戦法です。ガードされたら上記のキャンセルアシストの状態になりますが、大足が当たった場合は面白い状態になります。もしダウン回避しなかった場合は相手の起き上がりにアシストが重なる形となり起き攻めしやすくなり、場合にもよりますが相手がダウン回避してくるとパートナーと自分の間に転がってくることが多く左右から挟んで攻撃することができます。

対ダウン回避用アシスト

 これは、相手がダウン回避してきて自分の裏に回ってくるところにアシストを出す戦法です。具体的にはダウンする必殺技や投げを当てた後に追い打ちもしくは起き攻めするためにダッシュして相手の方に近づきます。この時に相手がダウン回避を行って自分の裏に転がっていった場合にアシストを出すと大抵相手はパートナーと自分の間に挟まれる形になって攻めることができます。ただし、相手が起きあがりからすぐにアシストを出したキャラを投げられるとこの攻めは無効となるので間合いなどに気をつけてください。

相打ちアシスト

 これは、相手が跳び込んで来て自分に向かって跳び蹴りを出す直前にアシストを出すという戦法です。このゲームでは当て身系の技、ブロッキングなどは存在しないので跳び蹴りを出さないで跳び込むことはまずないということを逆に利用します。成功すると、アシスト発動→相手が跳び蹴りを出す→自分は跳び蹴りをくらう→相手はアシスト攻撃をガードできない、という結果になります。自分のキャラがある程度背の高い場合の方が狙いやすく、アシストのヒット率がかなり高いことが特徴です。

ジャンプアシスト

 これは、相手をNJで飛び越えて着地したと同時にアシストを発動するものです。着地した瞬間は自分は相手と反対方向を向いていることを利用しているので、当然SJからですと空中で相手の方を向いてしまうために狙えません。ダッシュNJからだとより狙いやすくなります。成功すれば( 自 相 )→( パ→相 自 )という位置関係でアシストを出せます。失敗すると( 相 自←パ )という風に普通のアシストとなってしまいます。

自:自分 相:相手 パ:パ−トナ− 矢印:パ−トナ−攻撃方向

 ジャンプアシストの利点は、他のアシスト連携はあくまで技がヒットした後などであることに対して、これは相手に技を当てなくてもいきなり狙えるところにあります。ただし入力が難しく、現在いろいろと研究中です。



キャラ別アシスト技説明

豪鬼:大竜巻斬空脚

 最大で5ヒットし攻撃時間が非常に長いのが特徴で、ヒットすると最後に吹き飛んでダウンします。その攻撃時間の長さとガードされても連続ガードにならない(キャラによる?)ことから挟み込みに使うと効果絶大。他には空中の相手を落とさずに連続ヒットするために相打ちアシストにもかなり有効で、さらに攻撃時間の長さから相手の跳び蹴りをくらってからでもいろいろな追い打ちが間に合ってしまいます。強いて弱点と言えば移動距離が短く速度も遅いのでキャンセルアシストには使いづらいところ。しかし、密着からや画面端に追いつめて、エリアルダウンしている相手に重ねるなど使い方さえ間違えなければ十分に威力を発揮してくれます。総合的に見れば使い勝手NO.1のアシストと言えるでしょう。アシストのために豪鬼をパートナーに選んでもいいぐらいです。
 追い打ちは吹き飛んだところに直接、もしくはダウンした相手に追い打ち可能(ダウン回避可)。攻撃時間が長いので、ビーム系HC、ダッシュ乱舞系HCのほとんどが追い打ちとして間に合ってしまう。ただし、ダッシュ乱舞系HCは当たるタイミングによっては発動時のヒットだけで止まってしまうことがあるので注意。無難にダッシュからエリアル始動技を直接当てにいってもいい。

ブラックハート:小ダークサンダー

 最大で2ヒットし、ヒットすると吹き飛んでダウンする。なんと言ってもかなりの速さで画面端まで到達するのが魅力で、主にキャンセルアシストで効果を発揮します。さらに飛び道具系ですがお互いに打ち消し合わないという性質が非常に重要で、例えば相手にビーム系HCを合わせられた場合は必ず打ち勝つことができます。なぜかと言うと、ブラックハートは発動したキャラの後ろにいるために、そのキャラが盾となってブラックハートにHCは当たらないからです。さらに、ブラックハートの手元では高い位置に判定があるため、跳び込まれて発動した相手が攻撃されそうになっても少なくとも相打ちを取れることが多く、小さいキャラなら一方的に勝てることも多い。これらの性質から、アシストの中では非常にリスクの少ない部類に入り、事故で大ダメージをくらうことも少なく使えるアシストになっています。隙の大きい通常技のフォローにも使え、へたな必殺技でキャンセルするよりも使い勝手がいいぐらい。

リュウ:波動拳
春麗:気功拳
ダルシム:ヨガファイアー

 彼らは非常にオーソドックスなアシストで、飛び道具で1ヒットします。使い方は主にキャンセルアシストや挟み込みぐらいで、特別注意することはありません。

ベガ:中サイコショット

 ベガも飛び道具系なのですが、飛び道具の移動速度が遅いのが特徴。その遅さを逆に生かして、アシスト発動後にキャプテンアメリカの側転、ダルシムのワープ、豪鬼、日焼けさくらの阿修羅閃空など相手の背後に回れる技で攻めると効果的。

憲麻呂:スーパーファンタスティックトレジャー

 憲麻呂も飛び道具系なのですが、放物線軌道で遠距離の相手には届かないことが特徴。しかし、飛び道具の移動速度が遅いために相手にとっては結構いやらしいアシスト。

オメガレッド:立ち大P

 グラフィックは立ち大Pですが必殺技扱いで、相手にガードさせれば体力を削ることができます。主にキャンセルアシストから使っていきますが、挟み込んだ時にも追い打ちしやすいので挟み込みもメインで使っていこう。

さくら:大春風脚

 放物線軌道で飛んでいくために、相手は空中への回避が難しいのが特徴。距離的には画面端同士よりちょっと短めの相手に使うのがいい感じ。よって、キャンセルアシストだと相手を飛び越してしまうことが多いですが、通常技のリーチが長いダルシムやサイクロップス(大Pの短ビー)などで離れたところから発動させるといい感じです。

シュマゴラス:中ミスティックスマッシュ

 放物線軌道を描き、多段ヒットすることから使いやすいアシスト。ヒットすると上空に吹き飛ばすのであらかじめSJしておいてエリアルも可能で、もちろんキャンセルアシストや挟み込みにも使えることからかなり使い勝手のいいアシスト。

スパイダーマン:ウェブスイング

 攻撃範囲が広いので、主にキャンセルアシストから使うと効果的。ただし、スパイダーマンが前に出てしまうのでヘタするとかなりのダメージをもらうので注意。追い打ちは空中に吹き飛んでダウンするところまで可能。

キャプテンアメリカ:中チャージングスター
ハルク:ガンマチャージ
ウルヴァリン:バーサーカーバレッジ

 全て突進系のアシストで、アシストキャラが自分よりも前に出てしまうために反撃をうけやすいこと、技の出が早いので大足アシストすると相手が起き上がる前に攻撃判定が終わったりしてしまうのが欠点。逆にアシストキャラを盾にして攻めることができるのが利点で、特に攻めが鋭いキャラが発動させると有効。

サイクロップス:大ライジングアッパーカット
ケン:大昇龍拳

 攻撃範囲が上空なので相打ちアシストに使う他、SJしている相手にとりあえず出しておくなどの戦法が有効です。ヒットすることを期待してあらかじめSJしておきアシストエリアルを狙うのもいいでしょう。

ダン:我道拳

 一応飛び道具系ですが、あまりにもリーチが短すぎるために通常使用だとまず当たることがないので必然的に挟み込みで使うことになります。かなり使い勝手の悪いアシストと言えるでしょう。

ザンギエフ:ダブルラリアット

 移動速度が遅くて相手に対応されやすい、攻撃判定が高すぎるために小さなキャラには当たらないなど、欠点が目立つアシスト。さらに当たっても空中では追い打ちできず、追い打ちできるのは相手がダウンした瞬間のみ(もちろんダウン回避可能)。一応、相打ちアシストには使えなくもないか?



キャラ別アシスト注意事項

ダルシム
 通常技のリーチが非常に長いために、他のキャラではキャンセルアシストに使えないようなアシストでも有効に使うことができる(さくらなど)。飛び道具系アシストも相手から離れたところからキャンセルアシストで発動してヨガテレポートなど研究次第ではいろいろといけそう。現在、アシストを絡めてヨガストライクで取る戦法を研究中。

サイクロップス
 大Pの通称短ビーにキャンセルアシストすることでダルシムのような効果を得ることが可能。離れたところからなら、アシスト発動からオプティックブラストが結構嫌らしい。おもむろに突進系アシストなどを出してメガオプを出せば慣れない相手はアシストキャラに反撃しようとしたところに当たる。もちろんこれは全てのビーム系HCを持つキャラに言えること。

オメガレッド
 オメガストライクの途中戻しがあまり隙のないことを利用して、アシストを出した時にすぐに出して、追い打ちで当たればラッキーという戦法が結構嫌らしい。




まだまだ途中。




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