”ねこみみ”。この言葉の持つ意味は、われらねこみみにすべてをかける者にとっては、はかり知れないものがある。しかし、ここではあえてねこみみの持つ意義について考えてみたいと思う。
人はなぜねこみみを愛するのか。否、ねこみみ娘を愛するのであろうか。人は誰でもかわいいものは好きである。当然、かわいい女性（女の子）も好きである。次に、ねこみみそのものについて考えてみると、”ねこ”というこれまたかわいい動物の象徴的存在である。
そうすると、ねこみみ娘とは、かわいいものにかわいいものの象徴をつけたもの、ということになる。だから、当然、ラブリーなのだ。
ここで、具体例を考えてみよう。なにか失敗をしてすまなそうにしているねこみみ娘を考えてほしい。そこには、かわいい女性（女の子）のすまなそうにしてこっちを覗き見る愛らしい表情が、そして、その頭にはねこみみがぺたんとなって、いますぐ抱きしめたくなるような、いとおしい態度をとっている。そこで”ふみぃ”とでも泣き声をだしている。これで心にグッとこなきゃ、
とまあ、かようにねこみみとは、ねこみみ娘の原点であり、萌える（燃える）男のすべてなのである。