しっぽのすべて

ねこみみ娘のしっぽについて語る


ねこのしっぽ。これは猫が自分の感情を表に出せる数少ないものである。うれしい時にはしっぽをぱたぱたふり(これは犬か?)、悲しい時にはふにゃっとなる。これが、ねこみみ娘にもついている。つまり、ねこみみ娘は自分の感情をその表情と同時にしっぽでも表せるのだ。

つまり、単純に考えて、私達がねこみみ娘から受けとる感情は2倍、いやそれ以上である。受けとる感情が多ければ、それだけ、相手を考え、思うことが多くなる。よって、どんどんねこみみ娘にひかれていくのである。

しっぽの効能はそれだけではない。しっぽの持つあのやわらかく、またふさふさ感が、われわれのねこみみ娘に対する肌の感触を想像させ、まるでねこみみ娘がすぐそばにいるような錯覚におちいらせるのだ。このことは目を閉じ、ねこみみ娘の感触を想像しただけで、ねこみみ娘にさわったような幸せを感じられることでも明らかであろう。しっぽは視覚的なものだけでなく、感覚的にもわれわれを幸福に導いてくれているのだ。

さて、それではここでしっぽの形状について見てみたいと思う。まず、大きく分けて2種類にわけられると思われる。@ひょろっと長くて細いタイプ、A長さはそれほどではないが毛がふさふさなタイプ、の2つである。これは、本物猫のしっぽの種類と同じ形態であり(しっぽ自体が猫特有のものであるから当たり前であるが)、そこから導かれるイメージもだいたい同等のものであろう。それでは個別的に2種類のしっぽを見て行こう。

@のタイプ。これはねこみみ娘としては標準的な形であろう。実際の本物猫はこのタイプがほとんどであるので、イメージ的にわかりやすいからであろう。このしっぽの形は、ふさふさ感こそは少ないが、なんといっても動き、躍動感がある。しっぽの動きがわかりやすく、その動きから、前述したようにその感情をよりよく伝えてくれるわけである。しっぽをうでに絡ませてくるような行動(これがいかにかわいいか、そしていかにその感情が伝わってくるかは言うまでもない。)は、この形態でないと難しいであろう。この形態の利点はこのような所にあるわけである。

次に、Aのタイプであるが、本物猫にもこのタイプはいるが、あまりなじみがあるわけではない(どちらかというときつねやたぬきっぽいイメージかもしれない)が、実際この種類もいるわけであり、これも立派なねこみみしっぽである。このタイプのよさはなんといってもその「ふさふさ」感である。@タイプでもふさふさ感はもちろん味わえるわけだが、当然こちらのタイプのほうが満足感が大きい。ねこみみ娘には体毛が少ないので、どうしてもふさふさ感が本物猫からは落ちてしまうのであるから、この利点はかなりのものである。あなたのふさふさ感に対する思いが大きいならば、こちらのタイプのほうがしっぽとして満足できるものであろう。

また、しっぽに対するアクセサリーはリボンである、というしっぽにリボン派が台頭してきた。これは、某ゲームのねこみみ娘シンシアの影響である。リボンという女の子を想像させるアイテムが、そのねこみみ娘に対する愛らしさを増幅させているのであろう。


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