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[TODO stack]

90 計算結果の蒐集
80 論文書き
50 モデル構造(拡散の仮定等)の再設計

  1. ミジンコの排出の見直し
  2. ミジンコ移動あれこれ

40 生態学会に向けたテーマ設定と研究計画
− NISサーバの構築



01月30日(Fri)

 輪読会(占部研)
…は、本日はお休みであった。まぬけだ。

 結果
空間無しの条件に空間ありの方の計算条件を摺り合わせると、空間無しの方の結果がややぼやけるな。空間無しのモデルについては解析的なアプローチ方がいいのかな。まあいいや。この辺は一通り結果を出し切ってみてから相談してみることにしよう。

 投稿先
大体どの辺を狙っていけばよいのか皆目見当が付かないので、取り敢えずWoKにて思い当たる雑誌のIF調べ。で、下のようなランクわけ。

まずは第0群、多分一発rejectと思われる部類。しかし、LIMNOL OCEANOGRってこんなにIFが高かったのか。てっきり1前後かと思っていたのに。

で、第1群、本命希望。このラインナップを見る限り、ECOL MODELとかPOPUL ECOLとかになりそうな勢い。もう少し上を狙いたいってのは慾目なんだろうなあ。

第2群、書いておくけど出来ればもう少し上の雑誌がいいなあ…。

詰る所、自分の研究がどのレベルなのか見当が付かないのが問題なのか。


01月29日(Thu)

 空間無しモデル
午後過ぎよりコーディングを始めて夜中に完成。結果をチョコチョコと見るに、よさそうな感じに纏まりそうなので、空間有りとあわせて明日中には結果を纏められるだろう。

 イントロダクション、続き
日本語での文章起こしは一通りおしまい。投稿先の選定をするためにも、英語にする前に結果を纏めて簡単なディスカッションとアウトラインを一緒に提出してカワタせんせーに叩かれておこう。

占部さんも戻ってくるはずなんで、そっちにも輪読会にあわせて持っていくことにしよう。

 Amazonから本
立て続けに二回、配送予定日よりも前に配送しましたとの旨のメールが届く。唐突に在庫がありませんといわれたり遅れたりというイメージがあるので、少しばかり感動。いや、商売としてはむしろ常にこのくらいの誠意がほしいトコなのだが。

 メモ:オキシライド乾電池
元記事によると、筒型乾電池としてはアルカリ乾電池から40年ぶりの新型なんだとか。従来に比べて2倍の性能アップってのも劇的だ。コスト面とか分からないけど乾電池と言えばオキシライドってな時代が来るんだろうか。


01月28日(Wed)

 計算結果
空間なしのモデルは元々のIBMでないものを作り変えて使ったほうが良いような気がしてきた。空間がないときには個体ベース的な挙動、つまりミジンコの確率的死亡に振り回されすぎてるようで、見たいものが逆に遠くなっているように思える。空間無しを新しく作り起こして、毎ターン攪拌したモデル(=homogenious)と定性的に同じ結果になればそれで良いか。

てなわけで、空間無しモデルをがりがりとコーディング中。とはいえ移動やら拡散やら削って、バイオマスに死亡率を掛け算する新部品を作って個体ベースな部分と換えるだけなんで楽は楽だ。

 イントロダクション
作業の合間にイントロダクションの部分をアウトラインから文章に起こしてみる。日本語とはいえ結構面倒なもので、これを更に英語にするのは骨が折れそうだ。最初から英語で書き始める人もいるが、日本語での論理構造の構築も覚束ない僕が、いきなり英語でそれをするのは夢のまた夢と言わざるを得ない。修行修行。

 週間サンデー
D-LIVEという漫画にSV400(ネイキッドの方だけど)が出ててなんだかうれしい。


01月27日(Tue)

 計算結果
レプリケート間での差が大きい。何より当初の結果を大きく違うリサイクルがあるほうが種数が下がるという結果になっている。今月中にレポートに纏めないとまずいことになるんだが、どうしたものかなあ。


01月26日(Mon)

 午後より研究室
本日は修論提出締め切りだったようで修論生の皆さんお疲れ様。夕刻、履歴書を送るのに郵便局へ。今年度と同じようでありがたいことである。3月頃に本年度の打ち上げとの由。

 計算結果を見ながら、プログラムの手直しなど少々
ここ暫くovergrazeが起きるのに伴ってプログラムが暴走する問題が起きていた。のだが、overgraze自体は受け入れることにして、これもレプリケートをとってみることにする。

数値計算⇒バッファリセット⇒移動計算の順でさせてたのが原因と踏んで、リセット⇒計算⇒移動の順で参照用の値バッファを計算する直前でリセットするように変更。これで暴走しないで系が全滅してくれると良いなあ、いや、良くはないのだが。

空間なしの方は脆弱な系ではあるが、ミジンコの死亡率がある程度低ければ、繰り返し計算すれば計算期間中にミジンコが死に絶えないことがあるんで、それを使うことに。

問題は空間ありのときにovergrazeが何が原因か起きてるのか分からないことで、一応繰り返し計算を再開しているがどうしたものか。もしかして空間があるときもロバストにはなっていてもstochasticな効果は思った以上に大きいのか…?

stochasticでないとしてじゃあどうするかというとこれも困るわけで、条件線の上にコラプトしましたとバッテンでも載せるか?

 メモ:動物行動のデジタル映像コンテスト2004
「動物行動の映像データベース」プロジェクトの企画らしいのだけど、データによってデータ形式が区々で統一されてないのはデータベースとして良いのか? D.magnaの交尾とか珍しいものも寄せられているので貴重には違いない。

 メモ:Journal Title Abbreviations
ミカミ氏よりちょっと前に研究室宛メールで紹介されていた。ジャーナルのタイトル略記を集めたもの。こういうのがないと図書館まで略例集(?)を調べに行かないといかんので困る。

 メモ:アルミの薔薇
刮目せよ日本の技術の底力、心の憩いに貴方の机上にも一輪いかがですか。今なら498,750円(税込)。


01月23日(Fri)

 午後、バイト。夕刻、輪読会(占部研)。
本日も特に何事も無く終了。今の本も残すところ僅かとなった。

 計算結果
空間なしだとミジンコがstochasticに滅ぶ/食い尽くし(overgraze)がおきてしまう。これらは純粋に確率的な問題(に見える)ので、gnuplot+perlな自動作図スクリプトをガリガリと書き上げてレプリケートをとることにする。ここらの試行錯誤でバテバテ。本日は撤収。


01月22日(Thu)

 午後、輪読会は延期
午前中は風邪を引き摺って自宅で布団を被って読書。何かと忙しい時期なんで本日はカナイ君の残り分だけ片付けておしまい。この時期にやるかどうかでモメていた様だが、識ったことではないしどうでも良い。

 結果の催促
カワタ先生より進捗状況の問い合わせ。今週末までに現状の結果を纏めて、イントロ・結果・ディスカッションのアウトラインを出すつもりだったので、またしても先手を打たれた形。

 yum.conf設定
@ITに記事が載っていたんでそれを見て設定。ホントは国内のミラーサーバとか指定したほうがいいのかもしれないけど面倒なのでそのまま。updateを済ませてからzshをinstallして塵より使えないbashにサヨナラ。yumの使い勝手はaptと殆んど変わらないんでこの辺はとても楽ちん。

コマンドラインで日本語が妙な化け方をしてるのは、fedoraの文字コードがEUC⇒UTF-8に採用変更になった所為らしい。ロケールを英語にセットしとくのが一番面倒がなくていいのかも知れない。

それにしてもzshがデフォルトで入ってない極めつけの駄目環境と日本語表示の不便さはちょっとアレゲかも。それ以外にはまあ今のところ不満点が見つからないのだが。

 雪
昼頃まで快晴で道も乾いていたのだが夕刻過ぎより吹雪に。仕方ないのでまたしてもSVを放置して徒歩にて撤収。


01月21日(Wed)

 論文紹介
御陰様で特に混乱を招くことなく理解してもらえた様子。思いのほか議論も楽しめたし(時間を若干オーバーしてしまったけれど)、恙無く終了ということで良しとする。セミナーに使った資料PDFはこちら。これで当面は論文書き(に向けた結果いじり)以外に専念することは無い。

 午後、計算結果を見つつマサヨシ君の修論校閲
進化も遺伝的手法も系統樹も不得手な役立たずであるので、主にイントロダクションとディスカッションを中心にケチをつける。

計算結果のほうは適当な条件を突っ込んだら途中で絶滅。ここ暫くの結果をつらつら見るに、えらい脆弱な系になってしまった。根本的なパラメタの見直しが要るかも。

 某所より来年度分のお仕事のオファー。
めっきり口減らしがススんでいるようで、僕にもシワヨセが来て前期分だけになりそうな雰囲気。別の稼ぎ扶持を漁らないと学会費用その他の支払いに支障が。

 風邪
咽喉・鼻をやられていたのだが、昼過ぎくらいから本格的に頭まで重たくなってきんで夕方も早々に撤収。


01月20日(Tue)

 論文紹介の準備、つづき
資料は出来たんで、へろへろしながら撤収。

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− 論文紹介セミナー(01/21)


01月19日(Mon)

 論文紹介の準備、つづき
PowerPointにてプレゼン資料を作成中。

 mailサーバ入れ替え
ファンとHDDが駄目になったbiologyのmailサーバの入れ替え手伝い。相変わらずハシカワさんとタジマさんの作業を見てるだけで雑用程度。買ってきたHDDが初期不良だったりと余計な苦労をしつつ、結局午後いっぱい掛かって復旧(というかほぼ新調)。年度内で廃棄してリプレイスする案はお流れに。


01月18日(Sun)

 日がな一日論文紹介の準備、つづき
本日もカオスとかカオスとかカオスにトラップされておりました。

 メモ:OpenOffice.org ユーザーのためのMicrosoft Office 互換性研究室
互換性が100%出ないのと操作感が微妙に違うのが困るのだが、その辺を纏めたページ。OpenOfficeを自宅に入れてからこっち、サーバに文書ファイルを置けば自宅に帰っても作業の続きが出来るようになってしまって、良いんだか悪いんだか。


01月17日(Sat)

 日がな一日論文紹介の準備
Roelke et al.(2003)を読み進めるうちに、研究室の面々に複雑系な話からしなければならぬことに思い至る。論文の内容自体はHuisman and Weissing(2001)の多種系遷移のカオス動態についての研究からの娘研究で実に単純な内容なのだが、研究室内の大半の面々は「強い攪乱を加えるとカオスでなくなりました」と言われても「カオスって何?」という反応だろう…。

これは必要最低限の前提知識を如何に簡潔に分かってもらえるかがキモになる。逆に言えばそこを失敗したらセミナーが成立しなくなる。結構むずかしい論文紹介になりそうだ。プレゼンテーションの修錬と思えば、どれだけのリアクションが返せてもらえるか沈黙となるかが腕の見せ所となるか。

そんなこんなで計算の方は結果をぼけっと眺めてただけ。

 性格診断
ここ数日、研究室でエゴグラムやらハニホーやらが流行っている。やる都度結果が変わるので信じようは無いが、ちょっとした暇つぶしになるので結構好きだ。結果が変わる度に当っていると思える記述があるのが面白い。多分どんな結果が出てもそう感じるのではないかとも思う。


01月16日(Fri)

 昼頃より午後過ぎまで、ヤマモト君用の端末整備。
試しに一週間ほどというふれこみで、先日試したFedoraをインストールして渡してみる。一応Web,Mail,OpenOffice等々を使えるように設定しておいたので、使い勝手としては変わらないはずであるが、さて、どうなるだろうか。

 夕刻、バイト。夜まで輪読会(占部研)
前回ほどグダグダにはならなかったので良しとする。


01月15日(Thu)

 cssを使ってこのページを整形してみる。
各色の指定と使用タグの余白指定のみなので簡単である。幾分かは読み易くなったろうか。

 午後、輪読会
先週に続いてカナイ君、後半タグチさん。タグチさん担当分はよく纏められていて分かりやすかった。

 夜、文献読んだりとか。

 都立大問題
リンク先はFAQサイトなのだが怒りに満ち満ちている。新しく設立される大学の概要を斜め読みすると、浅学な僕でも[新大学]は大学ではなく専門学校であると感じる。両者の目的と役割は別物であり、専門学校を卑下する意図は毛頭無い。無論、即座に役立つ技能を持った人材の育成は重要ではある。しかし、学問を志し、またそれを育てる場を奪って良いという理由にはならぬはずだ。

こんな横車が罷り通るとして、我々がそれを見ながら果して「明日は吾身かも知れぬ」と感じずにのほほんと研究だけをしていられるだろうかと思う。文化の担い手を葬ってまで就職用学校を作るのがそれほど大事かと都知事に問いたい。

 メモ:「にわか管理者奮闘記」第1回
なかなかヒサンではあるけど、程度の差こそあれよくある光景だよね。その後の展開(第二回)も、襲い来るトラブルと来たるべきトラブルへの伏線満載でなかなか泣けてくる。初心者相手にちゃんとした指示も引継ぎもしない前任者もタチが悪い。


01月14日(Wed)

 午前中、セミナー
担当日程決めるだけのために朝も早くから吹雪の中を徒歩で山の上まで。終わった頃に晴天が覗き始めるのを見るにつけ、なんだかなという感は否めぬ。セミナーは早めに終わるも、午前中は種々雑用にトラップ。

 午後、学科内メールサーバダウンの応急処置見学
作業的にはmailサーバのマウント変更とsquidサーバを別マシンへの移行、それに伴う名前解決をいじったりとか。お手伝いといいたいところだが、タジマさん・ハシカワさんの作業を見学というかお邪魔してただけ。3時間ほどで殆んど片付けてしまい、さすが手際良い。

 夕刻、早合点したメールを送ってしまう。
慌てて先方に御詫びのメールを送りなおす。尊敬している相手だけに穴があったら入りたい気分に。

 新サーバ、結局設定は完璧にノータッチのまま引渡し。
アップデート設定すらしてないままなので心が痛む。が、どうせ何かあったら対応はこちらに回ってくることを考えると、どのレベルで放り出しても同じという気がしないでもない。yum.confくらいは書き換えておくべきだったかな…。

 夜、ボチボチ論文読みとか。
discussionに必要なのと来週の論文紹介セミナー準備を兼用。Roelke et al.(2003),Am.Nat.,162(5),pp615-623。多種競争系モデルの予測性についての論文で、大まかに言うと複雑な振る舞い(complex behavior)は攪乱ノイズによってマスクされるか否かについて、モデル予測とフィールドデータを両方やってみましたという研究。モデルの構築⇒野外という流れは僕の考える生態系モデル研究の理想形なので、セミナーではこれを紹介してみよう。

 メモ:Windows 98のサポート、2006年6月30日まで延長
考えてみると98年といえば、plamoやVineといったデストリビューションのver1.0がリリースされたり、RedHatも5.xだったはず。いまやそれらのバージョンを現役で使っている人がどれだけ居るだろう。そういったことを考えると息の長いバージョンだと思う。
MicroSoftとしてもXPにお金を落として欲しいのが本音だろうが、現実にはWindows98でしか動作しないソフトもまだまだ現役なものが多いから、なかなか乗換えというわけにも行かないんだろう。

dequeue TODO stack:
− Fedoraでサーバ構築(今月中)


01月13日(Tue)

 夜半、雪。
気付いたら積もり始めていたのでSVは駐輪場に放置。マサヨシ君に自宅まで搬送してもらう。

 計算結果
進捗としてはのろのろと。現時点で定性的な結果として以下のような感じ。作図するほどの結果が取れてないので絵無しなのが悲しいところ。

  1. 空間構造があると残存種数が増加する。
  2. 空間構造あり+リサイクルなしだと攪乱インターバルの長さに関係無く残存種数は一定。
  3. 空間構造あり+リサイクルありだと攪乱インターバルがある長さを超えると残存種数が空間なしよりも増加する。

これに対して簡単なdiscussionをつけてみると、競争者の共存に対する空間の効果は、1.メタポピュレーションで多用されるsource-sinkの働き、つまりrescure effectと、2.Tilman(1982)に代表される資源の不均一性の二つが挙げられる。

で、リサイクルが無くてもある程度共存種数が増える(1,2)のはrescure effectが効いていると考えられるし、ある程度攪乱期間が空くにつれてリサイクルありで更に残残存種数が増えるのは、一時的な資源の空間的不均一性(temporal-spatial resource heterogeneity)が+αとして効いていると考えられる。

結果から言えるのは結局の処これだけで、結果が明瞭でない分歯切れが悪い。これをもって野外の水界生態系の共存種数に捕食者のリサイクルが実際の寄与する程度とかそういう定量的議論をするのは厳しいかな。

 メモ:動物をヒントにした米軍の新型ロボット開発
動物型ロボットといわれて真っ先に思い浮かぶのはAIBOだが、コマンドドッグ(仮)とかマッカーチス(仮)とかみるとZOIDsだよね、これ。


01月12日(Mon)

 頼まれサーバ構築
カワタ先生に各種設定放置で投げてよいかと訊くとあっさりとOKが出たんで、ssh以外の設定はしないで全部停める方向で。なんにせよ雑用トラップは早めに片付け。

しかしCDを3枚も使わせるだけあってglade2やら何かにとインストール選択できるのはなかなか良いのだが、デフォルトシェルにzshが無いのは閉口した。かつて宗教戦争に敗れてより此方、tcsh(bashは論外)も使いにくいと感じる今となっては、zshがデフォルトで入って無いのは致命的と謂わざるを得ぬ。

windows updateライクなup2dateもGUIな所為か今ひとつ使い勝手が悪い。まあこれはyumをきちんと設定してやれば解決する問題だろう。この辺は僕が基本的には設定ツールで無くファイル編集で設定するスタイルだから感じるのかもしれない。Vineのwebminにしても確かに便利なのだが、使いにくい感覚は抜けないし。

初期設定の類はVineよりもはるかに賢く、グラフィック周りを含めて自分でやることは殆んど無いんで、ここいらはVineにも見習って欲しい所。というわけでFedoraはパーソナルユースに限定して殆んどをGUIで作業する人にとってはかなり取っ付きが良いかも。無論きちんと環境を整備しさえすればVineとfedoraの違いはaptの代わりにyumを使う程度でしかない筈。自分の中ではRedHat系はWindowsよりもはるかにお手軽で簡単という印象が強まった感がある。

 メモ:FAQ : 死んだら化石になりたいんですが
訳が巧いのか元の文章も面白いのか分からないが、軽妙でユーモアにあふれる回答が面白い。下地にある知識もきちんとしている(ように思える)。


01月11日(Sun)

 休日モードでだらだらと進行。
良い天気であるが雪が舞っているし道もところどころ凍結しているので、のんびりと徒歩にて午後から研究室。

 頼まれサーバ構築
本家は重たくて話にならんので、ミラーサーバから日本のサーバを選んでISO imageをwget⇒焼き焼き。インストーラは親切にも最初にCDのファイル整合性チェックしてくれたり、日本語メニューが選択できたりと至れり尽くせり。

で、CDチェッカを無視したら天罰覿面、3枚目のディスクが破損してるのに最後の最後で気付いてインストール作業中断。面倒になったので放置。まあインストールは楽そうだし、懸案のメンテナンスの方もaptライクなyumとか使えるようだし問題なさそう。

むしろ、各サービスの要不要を指定されていないのが一番困るのだが、指定されてるssh以外は一切設定せずにサービス停めて引き渡すのが面倒がなくていいかもしれない。不誠実な気もするけど、sudoerに名前書いておけば最悪何とでもなるだろう。

 計算条件
粗方の計算範囲についての目処が立ったのでスクリプト書き始め。手作業は何よりも人的エラーが作業数に比例して増加するので今回は避ける。今回はデータ出して退避だけでなく、その後の一連の作図と日付で整理までを自動化させてしまおう。

 メモ:TCPの迷宮をさまよってみませんか?
Jasperは面白い。TCP/IPの本でよく見かける応答図が時間を追って描かれていき、それに合わせて表示されるメッセージを読めば遣り取りが理解できる良いツールだ。まさしく百聞は一見に如かず、である。


01月09日(Fri)

 鍵忘れ
昨晩は自宅前まで着いたところで、財布(自宅の鍵付き)を研究室に忘れてきたことに気付き、徒歩でもう一往復する羽目になった。我事なれど何も徒歩のときに限って忘れずとも良かろうなどと夜道をニヤニヤしながら研究室に向かったため、不審人物と思われたやも知れず。

 午前中、私用で街へ。夕刻、輪読会(占部研)
昨日の雪は車道には殆んど残っておらず。午後いっぱいは計算の進行を時々眺めながら論文読み。輪読会では思考力がかなり低下しており普段どおり準備して行ったにも拘らず惨憺たる有様だった。風邪か?滅茶苦茶な説明になってしまい、占部さん・学生さんにともども迷惑をかけてしまい、反省。

 計算:条件変更ミス
ある条件を少し調整して試した後、それを戻さずに次々と変えてしまった結果、元の条件に戻すのにかなりの時間を費やしてしまった。登山に喩えるなら道に迷ってしまったのに目印も付けずに先へ先へと進んで遭難してしまったようなものだ。デバッグなんかをしているときにも往々にして陥りがちなミスではあるが、時間の浪費以外の何物でもないので二度とせぬようにしたいところ。

 例年この時期恒例の本の購入冊数の整理
ついでにカウントを始めてからの推移を作図してみる。これを見ると順調に右肩上がりになっており益々出費が嵩んでいるのが良く分かる。文庫化されて書き下ろしのあとがきが付くだけで買い直すことがあるんで、出費も嵩んで当然というものだ。今年は少し自重買い控えをして本題の削減に努めねば、学会にも行けぬ羽目になる。

 頭が朦朧としてどうにもイカンので早々に撤収。


01月08日(Thu)

 午前中、雪の積もった中を家賃の振込みに銀行へ。その後、徒歩で研究室。
途中で吹雪いてきたので最終的にバス。3人くらいから今日もバイクですかなどと訊かれる。そりゃ昨年は雪降る中をつくばの生態学会まで行ったり(しかも高速使って)、山形まで雪見に行ったりしたけど…ね。

 午後、輪読会。
担当カナイ君。レジメの纏め方が拙く、ちと散漫な内容であった。クマキ氏よりお叱りが飛んでいた。

 『探索のアルゴリズムと技法』(伊庭斉志、サイエンス社SGCライブラリ14)購入。
またしても突発的に衝動買い。内容的には超々入門というレベルであるが、遺伝子解析等をしてる人なら、解析ソフトがどういうことをやっているかを感じてみる程度には役立つかもしれない。そういう人はツールとして使っているだけでアルゴリズムなんか興味ないかな。

 メモ:One Point Wall
年末に公開再開したSoftEtherに早速カウンターソフト。その他のブロッキングが2ch、MX、FFXIてところに需給原則を感じる。

 メモ:フォトニックフラクタル
12月のNature掲載記事にあった光を凍結したという話は、本誌で『サイエンスとして面白いからいい』という評価をされていたが、今回のは低コスト・コンパクトということもあって「光池」なんてものに最初に触れてたりと、割と実用に目が向いている雰囲気。ジャパニウム核分裂ではないが夢の光子力エネルギーというわけだ。


01月07日(Wed)

 計算結果
ボチボチ調整中。大量死問題は回避され始めたんで、まあ今週中には何とかなるだろう。

で、その後は色々と雑用やらなにやらにトラップされて終了。ううむ。


01月06日(Tue)

 計算結果
結局のところ初期時の大絶滅を避けるのは、捕食者の死亡率と希釈率と栄養塩負荷の兼ね合いということで落ち着きそうな感じ。ううむ、試行数を増やして早めに初期条件の調整は済ませたいところ。今週中くらいには決まるか、な?

 色々と再始動。
輪読会(進化本、占部研)が今週再開、セミナーが来週より。来週は打ち合わせだけだが成り行き上、再来週に論文紹介をする羽目に。3月末か4月頭に研究計画の発表を入れる条件で引き受ける。

 考えたら年末の頼まれの頼まれ仕事のサーバ構築も今月中だったっけ。
結局RH7.3はステで、Fedoraで運用することになったのだが、ゴネ得なのか余計な手間が増えたのか微妙なところ。しまった、慣れててメンテも楽なVineが良いよぅとゴネるんだった(いまさら遅い)。

enqueue TODO stack:
+ セミナー準備(01/21)
+ Fedoraでサーバ構築(今月中)


01月05日(Mon)

 帰仙
1025広島発、1330自宅着。午後過ぎより研究室。修論も愈々追い込みなので、流石にカワタ研の面々は居る。占部研は助手の牧野さんしか居らず。

 下請け続き
まだまだ続く。一発目から年末にやった修論の下請けで作業したプログラムがうまくいきませんでした、との報告。テストデータではうまくいくらしいのでデータ側の問題じゃないかと思ったら、改行コードの問題だった。全自動スクリプトの先頭でnkf -Luを呼ぶように変更して解決。年始年末と作業にならなかった由、申し訳ない。しかし読み込みフォーマットも脆弱なヘタレプログラムの御陰で、早々にやること一杯な雰囲気である。

 新年
本年は先ずは今月・来月中には論文書き、に向けて結果を出して整理から。三月に入ると生態学会の発表申し込みに向けて、研究テーマの策定と研究計画を作成する。

 正月中に幾冊か読了。
『夏のロケット』(川端裕人)、読了。序盤は洪水になりがちなロケットの知識と歴史を思い出すという形で分かりやすく整理して見せ、中盤は一人仲間外れ気味にさせられることで逆に読者の感情移入を容易にし、最後は仲間とともにロケットを作り上げる一体感という実に巧みな構成になっている。内容的にも技術の善悪表裏を描いて見せつつも、往年の夢を叶えて次の夢へと向かう実に気持ちのいい展開。良書。

 めも:Adobe Reader Speed-Up
Windows用。毎度毎度起動のたびに余計なplug-insまで読み込む所為で起動に時間のかかるAdobe Acrobat Readerからplug-inを削除して高速起動してくれるツール。いちいち調べて一つずつ手で消すのも手間がかかるが、これだとウィザードに従ってくだけなんで楽々。体感できるほどの高速化とはありがたいものだ。


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