人間とHalfcat族との交流が始まったのが、いつごろだったのか。歴史に残らないような昔から、その交流は始まっていた。なぜ交流が始まったのか、今となっては誰も分からない。Halfcat族とは一体何なのか?その存在意義は?なぜ人間と交流が始まったのか?様々な疑問は、誰も答えられず、またそれを知ろうとさえ誰も思わない。当のHalfcat族でさえわからないほど、人間とHalfcat族との関係は普遍的なものになってしまっているのだ。
1つの伝説がある。「異なりたる姿形の者ども、心まで異なることありたれば、すべては無に帰す。しかし、心深く交われば、無から有を生み出すであろう。」いつから?誰が?しかし、伝説はただ語り継がれるのみである。
ここに、一人の戦士がいた。彼には18ぐらいまでの記憶がない。気づいたら草原の真ん中に倒れていた。さまよっていた所を旅の戦士に助けられ、以来、戦士としての訓練をうけながら共に旅してきた。モンスター退治やダンジョン探索は危険が伴ったが、得る物も大きかった。なぜ、旅をするのか、旅の戦士は語らなかった。「金や名声のためではない。」返事はただそれだけだった。何年かたち、少年が青年となり、戦士としての腕も旅の戦士と変わらなくなってきた頃、それは起こった。
突然、旅の戦士は倒れた。原因不明の奇病にかかったのだ。彼は、自らが助からないと悟り、青年を呼び、こう言った。「クレア山に行け。」そして、ペンダントを渡した。青年はなぜ、どうしてと聞いた。しかし、その時にはもう・・・・。返事はなかった。
青年は考えた。旅の戦士の目的とは?クレア山にその答えがあるのか?このペンダントはいったいなんなのか?そして自分は一体何者なのか・・・。そして、青年は旅だった。すべてを解明するための果てしない旅へ。ペンダントを形見にしっかり身につけて。めざすは・・・・クレア山!!!