「いや、やはりクレア山には行かなければならない。そこにいけばすべてが分かる、そんな気がするんだ。」あなたはクリスにそう告げた。クリスは悲しそうな目であなたを見た後、言った。「そうですか。そこまで言うのなら止めません。お元気で。」
あなたとトルテは、クレア山への道を急いだ。しばらくしてからトルテが話しかけてきた。「いったいなんだったのかニャ。」あなたは答えた。「わからない。ただ・・・。なるようになるさ。」「はいニャ!!」トルテは元気よく答えた。クリスと会っていたとき、ペンダントがかすかな光を発していたことに、あなたは気づかなかった。
(しかし、いったいクレア山にはなにが?彼女はいったい何を言いたかったんだ?果たして本当にクレア山に登っていいのだろうか?)考えれば考えるほど、わけがわからなくなってしまうのであった。あなたは不安を胸に、クレア山へ旅だった。
二人の後ろ姿を見送っている女性の姿があった。クリスである。「運命・・・。」彼女はそうつぶやいた。そして二人の姿が見えなくなると、その場に座り込み、祈りを捧げ始めた。「神よ・・・。二人の前途に導きを・・・。」祈りは長く続いた。その姿はまるで天使のように神々しいものであった。