あなたは冒険者ギルドの前に立っていた。ここならば足手まといにならないHalfcat族がいるであろう。有益な情報を持っているはずである。あなたはドアを開け中に入った。
・・・話は少し前にさかのぼる。クレア山に向かうことにしたあなたは、ふと気づいた。クレア山は人里離れた奥地にあるはずである。登った人の話など聞いたことがない。山の近くの比較的大きな町で、情報屋に聞いてみた。「人間は登った人はほとんどいないが、Haflfcat族はよく登る」という。どうやらHalfcat族の聖地らしきもの山頂あたりにあるらしい。しかし、人間にはあまり近寄ってほしくないらしく、その存在を話したがらないという。お宝などがあるわけでもないらしく、人間もわざわざ登らないそうだ。
さて、どうすべきか。一人では道に迷いかねない。やはりHalfcat族に道案内を頼むべきであろう。聖域なのだから、すんなり教えてくれるかどうか心配だが、それが一番であろう。かといって、一般人のHalfcatなどを道案内にしたら、いざというとき足手まといであろう。足手まといにならない者、考えた末にでてきた答えは、「冒険者」であった。Halfcat族の冒険者、これならばすべてOKである。すぐに、町の冒険者ギルドへ足を向けたのであった。
「冒険者ギルド」といっても、けっして排他的なものでなく、登録しておけば仕事を回してくれる、といったものであり、金さえ払えば、誰でも冒険者を雇えるという気軽なものだ。(もちろん冒険者の同意が必要だが。)このシステムのおかげで冒険者は身近なものであり、また冒険者も食いっぱぐれないわけである。(登録してない者もたくさんいるが。)
・・・場面は戻る。ドアを開け中に入ったあなたは受付にいた女性に話しかけた。「Halfcat族の冒険者の紹介ですか?そうですね、少々お待ちください。・・・・ええと、今このギルドに登録しているのは、三人です。こちらの三人ですが。」あなたは登録簿を受け取り、目を通し始めた。「どなたがよろしいですか?」受付が聞いてきた。どうやらみんな女性のようだ。「女性ではご不満ですか?」顔色をうかがって受付が聞いてきた。そんなことはないが、その危険のせいか冒険者に女性は少ない。なのに三人とも女性だったので少々驚いただけだ。足手まといにさえならなければ誰でもいいのだ。受付にはその旨説明し、安心させたところで、本腰をいれて考え始めた。いったい誰にすべきであろう?