「よし、トルテ、戦うぞ!!一気にかたをつけよう!!」「ハイにゃ!!戦闘はまかせてにゃ!!よーし、いっくぞー!!」かるい会話をかわすと、二人は山賊のいる方に突っ込んでいった!!
キーン、カキーン!!剣と剣の交わる音があたりに響く。数で負けているため、何人もを同時に相手しなければならなかったが、あなたはそれを苦にするわけでもなく、互角以上の戦いをしていた。一人、また一人と山賊は倒れていく。(これなら勝てるな・・・どれ、トルテの方はどうだ?)戦いながら、あなたはトルテの様子を見てみた。
「にゃ!にゃにゃにゃ!!」トルテは持ち前の猫のようなすばやさで敵にかこまれないように戦っていた。常に一対一になるように心がけて戦っているようだ。(うむ、うまい戦い方だ。すばやさを生かした戦い方だな。あれならトルテを心配せず戦いに専念できそうだ。)そう思ってまた目の前の敵に神経を集中する。一気に決めるか!!あなたが意気込んだその時、なにやら聞き慣れない物が聞こえてきた。おどろいて、音のするほうを見る。(あ、あれは、魔術師!!)一人の男がなにやら呪文を詠唱している。(し、しまった!!ただの山賊と思っていたら、魔術師まで仲間にいたのか!!呪文の詠唱をとめなければ・・・)
しかし、無情にも魔術師は呪文の詠唱を終えるところであった。(し、しまった!!気づくのが遅れたか。間に合わない!!)魔術師はトルテを呪文の目標にしたらしく、トルテの方を向き、いまにも呪文をとばしそうだ!!トルテは目前の敵に集中していて、魔術師には気づいていないらしい。魔法にはまったくの無防備だ。(くっ、何の呪文か知らんが、くらったらただではすまない!!このままではトルテが・・・どうする!!)